修理速報
バッテリーがパンパンに膨らんで今にも爆発しそうだ!!!
と、それくらい見た目にも電池の劣化が確認出来れば危険を感じる前に交換しようと思うはず。
しかし実際にはiPhoneを含め、スマートフォンに使われているリチウムイオン電池は基本的には膨張しない。
確かにスマホの過度な充電はNGだ。他にもカーチャージャーやモバイルバッテリー等を使用する場合にも不具合が起きやすいと聞くが本当にそうなのか?
精密機器を乱暴に扱うことは大変危険なのだが、最近のiPhoneやAndroid機種、その他モバイル端末は非常にタフだ。正規の取り扱い方法ではない別の方法でバッテリーをチャージするなど、故障と隣り合わせの選択だがそれでもやっぱりバッテリーが膨張するケースは稀である。
今日バッテリー交換修理で予約をしてくれた方が来店した際に色々と聞いてみた。
「バッテリー劣化対策はしていますか?」
「ケーブルを挿しっぱなしにしてませんか?」
「消耗の激しいアプリを常に起動してませんか?」
などを複数質問したが、どれも思い当たる節があるそうだ…
「いつもどうやって充電するかなんて気にもしてないし、そもそもバッテリーってそんなにすぐダメになるの?まだ2年も経ってないよ?」
と、やっぱりそんなに細かい事まで気にしてないようだ。確かに充電方法をいちいち確認してる人なんかほとんど見たことがない。
このiPhoneのバッテリーも見た感じ膨らんでも無いし、液晶画面や外装はかなり綺麗だ。
でも「設定」アプリの「バッテリー」項目から「バッテリーの状態」を調べると「最大容量」は78%だった。
半日しか電池が持たないって言ってたのも納得できる数字である。
交換作業はスムーズに15分程度で終わった。修理前チェックと修理後のチェックを念入りに行なったので作業後の心配は全く無い。
バッテリーが膨張しにくくなったのかiPhone3GやiPhone3GSで見られた電池の膨らみ、通称「ハマグリ」を見ることはもう無くなった。おかげで画面パーツやその他の部品を壊す頻度が減ったのだ。
=(イコール)見た目でバッテリーが劣化しているか判断しにくくなったとも言える。
つまり!物事を見た目だけで判断するのは良くない!のだ。
…さぁ皆さん、今すぐバッテリーの状態をチェックしましょう!
