修理速報
iPhoneの起動時に表示されるリンゴマークから先に進まず、消えては再び表示されて…を繰り返すリンゴループ。
こうなってしまう原因は色々とあるのですが、先程ご来店されたお客様のiPhone6は
この様に画面ガラスが割れて右下には液晶漏れの症状も出ています。
しかし、ガラスが割れたのは半年以上前、液晶漏れの黒いシミも一ヶ月ほど前から出ていたそうです。
画面パネルが破損しているのは間違いありませんが、だからといってリンゴループの原因が画面にあるとは限りません。
リンゴループになる前に気になることや落としたり濡らしたりという事はありましたか?とお聞きすると…
「関係あるかどうかは分からないけど、リンゴループになる前日の食事中に水がかかった」
との事。
かかった水の量もそれなりだったそうですし、写真の通り画面パネルには穴が空くような破損があります。
ここから水分が入り、移動していってどこかのパーツに影響を与えた事がリンゴループの原因という可能性はあります。
ちなみに、濡れた後も動いていたので表面を拭いた後に水分を出そうと何分も振ったそうです。
修理内容の案内にも同意を頂けましたので、まずは画面を取り外すと…
しっかりと濡れています。
水分の侵入は右下部だと思うのですが、その後に振ってしまったせいで広範囲に移動したのかもしれません。
濡れたことでパーツ自体が故障してしまったのか、濡れているせいでiPhoneがパーツを認識できていないのか、それとも基盤(ロジックボード)に異常が出てしまったのか…
本体を解体して水分を取り除き、サビや腐食、金属端子の汚れや変色をキレイにして…しっかりと乾かして元のパーツに戻して起動を試します。
電源ボタンを長押ししてリンゴマークが表示…しばらくの後にパスコード入力画面になりました!
リンゴマークの状態は脱出できたので、各パーツのチェックをして一度お客様に報告。
画面も交換されるとの事で、そこから15分ほどで水没復旧修理と画面交換修理が完了!
元のパーツのままでも起動自体はしたので、どこかのパーツが濡れていることで故障していると認識されてしまったのがリンゴループの原因の様でした。
7以降のiPhoneやXperiaやGalaxyといったAndroidスマホも耐水性、防水性が強くなってきてはいますが、それでも「水没故障になり辛い」という事であって「水没故障しない」という事ではありません。
過去に修理をした事も不調を感じたこともないのに急に動かなくなった。。。というiPhone7を解体すると内部にはかなりのサビや腐食が…というケースもありましたのでご注意を!
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