修理速報
リンゴループの原因はあのパーツ!?iOSのバージョンによってはありえます!
[2020.05.04] スマホスピタル難波 その他・修理箇所不明 iPhone 7
リンゴループというのは、iPhoneの起動時のリンゴマークが出たまま先に進まず、
しばらくすると消えて、再度リンゴマークが表示されるという状態です。
ホーム画面に進まなければ使えませんし、バックアップを取ることもできません。
原因として多いのは「iOSのアップデートエラー」です。
iPhoneを動かしているiOSを新しくしようとした際に、
電源が切れてしまったり、Wi-Fiとの接続が途切れてしまって発生します。
※充電残量が十分でWi-Fiにしっかり繋がっていても発生したというお客様もおられます。
また、本体の容量がいっぱいでも起きやすく、
本体の動作が重い→再起動するとリンゴループ
というお話もよくお聞きします。
iOSやシステムの問題が多いのですが、このリンゴループは
パーツの故障でも発生する事があります。
バッテリーが劣化して、起動に十分な充電が溜まらなかったり、
パーツが故障していることで起動条件が揃ってないと認識されて動かないケースです。こちらのiPhone7もリンゴループ状態です。
画面に多少破損はあったそうですが問題なく使えていたそうですが、
今日の朝に落としてしまい、破損が大きくなったそうですが、
それでも使う分には問題なかったそうです。
しかし、充電切れで電源が切れてしまったので、
充電すると起動時にリンゴループになって、そこからはずっとループしているそうです。
受付時もスリープボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しして
強制再起動を試しましたが状態は変わりませんでした。
バッテリーも持ちは悪くなってきたものの、勝手に電源が落ちるような事もなく、
こうなる前の動作に関しても、特に不具合や不調もなかった様です。
落としているわけですから、その影響があったかどうかは不明です。
しかし、状況的に考えるとパーツの故障や不具合の可能性が高いのではないでしょうか。
お客様も、元々画面は交換するおつもりだったそうなので、
まずは預かりしてリンゴループの解決を、
それが出来るのなら画面も交換という内容になりました。
画面を取り外して、本体とつながるケーブルを守るプレートを外していくと…
画面ではなく、内カメラのパーツが外れていました。
これが原因です。
内カメラのコネクターが外れているので、iPhoneが起動時に認識できず
正常な起動が出来ず、何度も起動を試している…というリンゴループでした。
また、内カメラが原因でリンゴループというのは、一部のiOSのみに起こるものです。
最新のiOSでは付けなくても起動するのですが、過去のiOSの中には
この状態になるものもありました。
しっかり付けると起動!
これでリンゴループは解決です!
そのまま画面交換を進め、25分ほどで交換作業完了です!
画面の破損も無くなり、リンゴループも収まりました。
落としたショックでコネクターが外れてしまった様です。
落としてからループになるまで、内カメラや
通常の通話をしなければ気付かなくても仕方ありません。
リンゴループについて検索すると、iOSが原因と断定している方もいますが、
今回の様にパーツが外れていたり、破損や故障が原因で起こることもあります。
もしも、リンゴループの原因がパーツだった場合、
iOSの更新や初期化、バックアップの復元をしても解決はしません。
むしろ、パーツを交換すれば解決していたのに、データを消してしまうことになります。
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