修理速報
リンゴマークが付いては消えて…iPhone6sの画面交換修理です!
[2018.04.06] スマホスピタル難波 その他・修理箇所不明 iPhone 6s
iPhoneが起動する際に表示されるリンゴマーク。
通常はしばらく表示されて、パスコード入力画面がホーム画面に移動するのですが、リンゴマークから進まなかったり、画面が消えてまたリンゴマークが…という状態になることがあります。
Appleのリンゴマークを繰り返す事から「リンゴループ」と呼ばれていて、iOSのアップデートに失敗したり、システムに異常があったり、バッテリーやパーツに故障が原因でなることもあります。
先ほど持ち込まれたiPhone6sもリンゴループ状態で、リンゴマークが出ては消えてを繰り返しています。
画面ガラスは前から割れていたそうですが、今朝までは特に問題なく使えていたとの事。
アップデートをした記憶もなく、お聞きしてもiPhoneの動作に特別な異常も無かったようです。
気が付かない間にiOSのアップデートを始めていて、Wi-Fiの接続や充電が途切れてしまって…というケースもありますが、お話を聞く限りではその可能性も低そうです。
ここで気になるのがスリープボタン。
画面ガラスのヒビの起点に重なっていて、ここはフレームも軽く歪んでいます。
スリープボタンも硬く押し込まれた様になって効いているのかどうか分かりません。
画面は元々修理されるおつもりだったそうでなので、まずはお預かりしてiPhoneを解体!
新しい画面のチェック!の前に…スリープボタンと本体をつないでいるコネクターを外してみると、次はリンゴループせずにパスコード入力画面に移動されました!
スリープボタンが本体の歪みのせいで押しっぱなしの状態になっていた様で、このコネクターを外して起動するということは、ここがリンゴループの原因だったようです。
歪みは軽度なものでしたから調節してカチカチという感触も復活!
コネクターを戻した状態で起動してくれればパーツ交換の必要もないのですが…新しい画面のチェックと同時に確認!
先ほどと同じくパスコード入力画面に映り、スリープボタンも押せばしっかり動作してくれます。
あとは画面を取り付けて修理完了です!
受け取りに戻られたお客様に画面が交換されたiPhoneをお渡ししてリンゴループの原因を報告!
歪みを完全に取り除くのは不可能なので、今後はスリープボタンを強く押し込まないようにとお願いしてお会計!
リンゴループの原因は全てiOSやソフトウェアに原因がある!と思い込まれてすぐに初期化してしまう方もおられますが、パーツの故障でも起こります。
深夜などになると、その場で何とかしようとして最終的に初期化…という方も多く、パーツを交換すればデータも消えなくて済んだのに…という後悔も何度も聞いてきました。
リンゴループの原因はiOSやソフトウェアとは限らない!とご記憶下さい!
スマホスピタルなんば店
06-6648-8144
https://iphonerepair-namba.com/
スマホスピタル日本橋(オタロード内)
https://iphonerepair-nipponbashi.com/
