修理速報
トイレに落として動かなくなって…と持ち込まれたiPhone6。
誤ってトイレに落としてしまい、それと同時に動かなくなってしまったそうです。
こういった場合、画面は表示されなくても内部的には起動していることもあるのですが、今回はそうではなく完全に電源がOFFになっている様です。
ただ、取り出して表面を拭いた後に一度だけ充電してしまったそうです。
誤解されている方も多いのですが、iPhoneを水没させたり濡らしてしまった後に充電をしてしまうと絶対に復旧しないと思われている方がおられます。
もちろん、決して良くはありませんが、だからといって絶対というものでもありません。
逆を言えば充電したり電源を入れなかったからといって大丈夫!という事もありません。
iPhoneに限らずスマホやタブレットPCにといった精密機器を水で濡らしてしまうと、どういう症状が出るのかは本当に様々です。
乾かせば直ったという方もいれば、濡れて調子が悪いまま使っていて何ともなくなったという方もいます。
少しの水で復旧しなくなったという方もいますし、半年前に海水に何時間も落ちていたiPhoneが動いた事もあります。
今回お預かりしたiPhone6も解体すると中にはまだ水分が残り、端子部分では腐食も始まっていました。
全て解体して洗浄し、各パーツもチェックしサビや腐食をクリーニングします。
水分を完全に飛ばして元の状態に戻し…これで動けばパーツの交換も無しで済むのですが…起動!
リンゴマークがしばらく表示されてパスコード入力画面に。
画面の表示やタッチ操作の反応。カメラやスピーカーといったパーツの動作も良好です。
お戻りになったお客様にご報告し、水没復旧修理の目的であるバックアップの確保をできるだけお早めに!とお願いしてお会計。
こちらのお客様も水没後の充電は絶対に直らない!と思われていたそうですので、ご自分の愛機との再会を大変に喜んで下さいました!
スマホスピタルなんば
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スマホスピタル日本橋
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