修理速報
使っていると電源がプツンと切れてしまう…という症状のiPhone7。
充電切れなのかな?と思いつつ電源ボタンを長押しするとすぐに起動し、
しかも充電残量はしっかり残っている。
そして使っているとまた電源が切れて…の繰り返し。
こういった症状の原因の多くは「バッテリーの劣化・不調」です。
画面や他のパーツと違い、バッテリーの劣化というのは
どれだけ綺麗に使っていても避けられません。
100%分の充電を「一回」と1カウントとすると、
500~600カウントでバッテリーの性能はピークを迎えると言われています。
もちろん使い方や環境で左右されますが、
普通の使い方であれば1年半から2年位すると性能が落ちてくるイメージです。
バッテリーが弱ってくると出やすい症状としては
・充電の持ち
・急なシャットダウン
・充電残量があてにならない
・充電が一気に減る
・充電すると残量が一気に増える
といったものです。
100%から50%まではあっという間に減るのに、そこからは長持ちする。
20%くらいまで減っていたのに、充電すると30分もせずに100%になる。
ずっと100%のままで、いきなり50%になる
などなど…
充電残量の%がアテにならなくなる
という場合はバッテリーの性能が落ちていることが殆どです。
本日ご来店されたお客様がお使いのiPhone7も
使っていると急に画面がフリーズし、何も操作できなくなり、
そのまましばらくすると、画面が消えて真ん中にクルクルというマークが出て
電源が切れてしまうとのこと。
一ヶ月ほど前から起こるようになり、
その頻度も2~3日に一度起こる、程度だったものが
今は一日に20回は起きているそうです。
お客様からすると、これはiPhone本体のせいなのか、
それともバッテリーがおかしいのか、という事も分からないので、
まずは来店されたとの事。
お客様の使用しての実感をお聞きする限りは
バッテリーがかなり劣化しているように感じます。
過去にバッテリー交換をした事もないそうですし、
iPhone7の発売日は2016年9月16日で、
発売と同時に購入されたので4年は経っている事になります。
そして「設定」から進んで「バッテリーの状態」を拝見すると76%まで下がっていました。
そこまで低い数字ではないのですが、
バッテリーの不調で来店されるお客様の話をお伺いしていると、
この数字が90~85%位から
「充電の持ちが悪い」
と感じられる方が増え、70%に近くなると先述の症状が顕著になるという印象です。
もちろん、使い方や充電の頻度もあるので
95%でも使えない!という方もいれば、
70%でも問題ない!という方もいますので、
バッテリーの状態の数字は参考までに…でお願いします。
このiPhone7は数字も下がり、お客様自身も
バッテリー劣化の症状を感じているので、
バッテリー交換修理をご案内し、
同意を頂けたので受付を済ませて作業開始!
画面を外し、新しいバッテリーを仮付けし起動!
充電残量が増えていくこと、そして充電をやめた状態で暫く様子を見ます。
もしも、ここで電源が落ちれば不調の原因はバッテリー以外にもあるということになりますが…
そういった様子もなく、しっかり動作しています!
iPhone本体に市怒りと取り付けて作業完了!
動作点検も問題なく、この状態でバッテリーの状態を見ると…最大容量も100%になり、上部にあった
バッテリーに関する重要なメッセージという表示も無くなりました。
受け取りまでの間もちょくちょく様子を見ましたが、
勝手に電源が切れるような事もありません。
お客様もようやくストレスなく使えると喜んで下さいました。
バッテリーに関する情報は
6以降のiPhone
11.3以降のiOS
であれば確認可能です。
バッテリーの使用状況も見られるので一度はご確認を!
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