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バッテリー修理について
iPhoneの充電が増えない時は・・・。
[2018.05.16] スマホスピタル難波
カテゴリー:バッテリー修理について
みなさん、iPhoneを使っておられるかと思いますが、iPhoneに関わらず、スマートフォンユーザーの皆さんなら一度はこんなことを思ったことがあると思います。
「まだ買って2年も経ってないのに電池の持ちが悪すぎない??」
2年契約の間すら持たない電池の不具合は本当に厄介な問題ですよね。
バッテリーに関する不具合は非常に多く、当店で修理のご依頼を受ける内容としても、充電や電池の持ちに関する症状が非常に多いです。
その中でも、たまに聞く症状としてあげられるのが、「充電してもバッテリー残量が増えなくなってしまった」というケースです。
今回は、そういった症状の原因に当たるものや、多少なりとも改善するかもしれない方法についてお話させていただきますね。
まず、バッテリーの劣化について。
バッテリーとは決して永久不尽のものではございません。消耗品の一種です。
そう、一般的にスマホのバッテリーというものはちゃんとした寿命がございます。
よく聞く話が、充電(フル充電)回数と寿命の関係性です。
基本的に、iPhoneなどの充電池に使われているリチウムイオン電池というものは、充電をするたびに少しずつ劣化していきます。
では、電池が劣化していくとどういった状態になるのでしょうか?
電池の劣化というのは、要するに、充電容量の減少でございます。
例えば最初はフル充電時に1000たまっていたものが、劣化することによってフル充電時でも700しかたまらなくなってしまった。
これは劣化によって、容量が最初の70%くらいになってしまている状態です。
この状態は、100%まで充電していたとしても、劣化する前に比べたら7割程度の持ちしかない状態であるといえます。
では、この状態で充電するとどういったものが見られると思いますか?
実は、バッテリーが劣化して容量が少なくなってしまっていると、充電の増え方は、最初より早くなってしまいます。
これは単純に、容量が少なくなっているので、フルまで蓄電するのに時間がかからなくなっている状態です。
つまり!!!
充電の速度が遅くなってきた
充電が増えなくなってきた
という症状は、一概にバッテリーが悪いとは言い難いものです。
ではどんな原因があるというのでしょうか。
一つは、電子パーツや本体基板で放電や漏電、ショートが起きているというケースです。
また、端末内のアプリによる影響ということも考えられます。
このような状況では、電力の供給と比べて、消費の量がほとんど同じになっているので、事実上、充電は増えないという状態です。
この場合は、故障しかけている、または故障しているパーツ自体を交換してあげれば多少なりとも改善するケースもございます。
また、もっと単純な原因としては、充電口部分を交換すれば改善なんてことも少なくはありません。
(充電マークすらつかない場合はこのパターンが多いです)
長く使うには、できるだけ劣化を防ぐのも大事ですが、定期的なメンテナンスも必要かと思われます。
困ったときは、まず当店までお越しください!
