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サマータイムの導入で古いスマホのデータが消えてしまう…?
[2018.09.10] スマホスピタル難波
カテゴリー:マメ知識
2020年は東京オリンピックが開催されます。
それに伴いサマータイムの導入の是非が問われている様です。
物議を醸しているのが導入に必要な費用と期間です。
新しいシステムを導入するにあたり、そのシステム改修が1000億円を超える見込みだという見解があります。
信号機の改善だけでもこれだけの費用がかかり、その他航空機や公共交通機関のシステム変更に2年以上かかる見込みなど、話を聞くだけでは無理なんじゃないか…と思ってしまう話ばかり。
このブログでなぜそういった話題にふれたかと言うと、私たちが普段から使用しているスマホのデータに影響があるかもしれないからなんです!!
ご存知のようにスマートフォンには時計機能が搭載されています。電波時計と呼ばれるものなのですが、もしサマータイムが導入されるとなると、使用しているスマホのシステムが古い場合に支障をきたす可能性があります。
世界基準時から現地時間を割り出しているのが電波時計ですが、各国ごとに「tz database」と呼ばれるデータベースが存在し調整をしているのですが、改善により対応できなくなってしまうスマホがあります。
古いAndoroid端末
です。Andoroidはキャリアやメーカーのブランドで取扱いされ、それぞれ各自にカスタマイズした設定を組み込んだ上で販売されています。なのでOSの更新時期やサポート期間がバラバラ…販売しているキャリアやメーカーブランドが提供しない限りそのままになってしまうかもしれません。その影響で時刻が合わず、通信に影響が出てしまい、システム更新ができたとしてもデータの初期化が必要になったり、スケジュールやファイルの管理をしているアプリが動かなくなる可能性が大いにあるということです。
iPhoneを販売しているApple社ではソフトウェアを自社で全て管理しており、使用するアプリ等もApp Storeのみダウンロードできるシステムですので、サマータイム導入の是非で影響が出る事はありません。
話が長く、難しい説明となりましたが、今後古いアンドロイド端末ではデータ消失の恐れがありますのでバックアップやデータの移行をお考えになる必要があるかもしれません。
